ノマドワーカーを目指す方にベストな職種10選!必要なスキルなども解説していきます

ノマドワーカー お役立ち

新しい働き方、ノマドワーカー。
一般の会社員と比べると、収入が不安定なのにも関わらずライフタイムバランスが充実していることから今注目され始めています。

そんな注目のノマドワーカーとして働くためにはどんな職種があるのか気になりませんか?

この記事ではノマドワーカーになるのに最適な職種や必要スキルまで一気に解説していきます。また、ノマドワーカーとして働くに当たっての注意点まで説明します。

こちらのブログでは、ノマドワーカーや、普段カフェで作業・勉強する人のための情報を日々発信しています。また、インスタグラムアカウントでは、「大阪にある作業ができるカフェ」を紹介しています。ご興味のあるかたがいらっしゃいましたら、是非是非、チェックしてみてくださいね!

それではいきましょう!!

そもそもノマドワーカーって何??

「nomado」(ノマド)とは英語で「遊牧民」という意味です。
遊牧民というと特にモンゴルが有名ですが、彼らは特定の場所にとどまることを選ばず、場所を移動しながら生活を送っています。ノマドワーカーも同じです。

ノマド(特定の場所を選ばず)ワーカー(働く人)というようなイメージです。
彼らには特定のオフィスがなく、カフェやコワーキングスペースなど、毎日場所を変えて仕事をします。

かなり自由度の高い仕事ですね!

ノマドワーカーが働く場所は?

前述にも述べましたが、ノマドワーカーが働くような場所は主に以下が多いかなと思います。

  • カフェ
  • コワーキングスペース
  • インターネットカフェ

著書もノマドワーカーとして活動していますが、主に、「カフェ」、時々「コワーキングスペース」を使用するといったワークスタイルで日々過ごしています。

著者が思うノマドワーカーの良いところ

ノマドワーカーの良いところはさまざまありますが、1番の利点は「自由」という点です。

著者は「時間」×「場所」が自由だと考えています。

時間は、全ての自営業を営む方にとって自由です。
(もちろん自制する能力が必要とされます。)

ただ、「場所」に関しては、そうとも限りません。
自営業の方の中でも、特定の現場に行って作業しなければいけないことがあったり、どこかに訪問する必要があったりと場所を選ばずに仕事ができる人はそこまで多くないはずです。

一方、ノマドワーカーの人はどうでしょうか?
時間に縛られず、自分のペースで作業を進めることができ、
(会社勤めのリモートワーカーの人は例外ですが…)
加えて、場所も自由に選択することができます。
何かに制限されることはなく気分にって環境を変えることができるのでモチベーションの維持や新しいアイデアの発掘など仕事の生産性においても利点があります。

もちろん、常にクライアントとのやりとりがあるような職種でなければ、たとえ時差が生じる海外でも働くことができるので、自分の好きな国で作業を行うことができます。

ノマドワーカーの平均年収は一体どれくらい?

ノマドワーカーにはフリーランスが多いので、彼らの平均年収を調べてみましょう!リクルートさんがだしている「データで見るフリーランス」によると、フリーランスとしての平均年収は316万円のようです。日本の平均年収である433万円よりも低めですが、エンジニアやコンサルティング業などの専門知識を要する職種につけば800万円以上、稼ぐことができます。

高年収かつ、自由な働き方ができれば良いですよね!

ノマドワーカーにあった職種の条件

自由なノマドワーカーになるためには、どのような仕事につくべきなのか、職種を考える必要があります。著者は以下のような条件の職種が必要だと考えます。
(具体的な職種については後半述べます!)

  • 「個人の裁量で仕事を進められる」
  • 「全てオンラインで完結できる」

「個人の裁量で仕事を進められる」とは?
常にチームで連携する必要もなく最終的な納期に間に合えば好きなペースで進めることができるというようなイメージです。
(もちろん進捗報告が必要な場合がほとんどですが。)

「全てオンラインで完結できる」とは?
基本的に、現場に行く必要がなく、「やりとり」「納品」などがPC内で完結ができるものです。

ノマドワーカーにベストな職種10選!

前述では、ノマドワーカーについての解説やノマドワーカーになるための条件などを述べてきましたが、いよいよ「ノマドワーカーにベストな職種」の10個を紹介していきます!

ノマドワーカーに向いている職種その1:エンジニア

プログラミングやシステムの構築や設計を行うエンジニア。実は、年々需要の高まっている職種でもあります。需要は高いものの、人手不足がという市場の事情から給料も高くやりがいのある仕事です。

実は、エンジニアの中でも、さまざまな種類があります。
詳しくは「【適性がわかる】ITエンジニア20種類の仕事内容・年収・将来性をわかりやすく解説!」をチェックしてみてください!
ちなみに著者は企業や店舗のホームページ制作を行ういわゆる「Web制作エンジニア」ですが、データベースを扱ったり、セキュリティーに対応するエンジニアと比べると学習コストが高くないので、参入障壁が低いのが特徴です。昨今、プログラミングスクールの広告がたくさん流れていますが、ほとんどのスクールで教えられているの内容は恐らく「Web制作エンジニア」になるためのものかなと思っています。

ノマドワーカーに向いている職種その2:デザイナー

デザイナーはポスターなどのグラフィックデザインや名刺、WEBデザインなども行う職種のことを指します。

デザイナーがノマドワークに適している理由は、エンジニア職と同じくあくまで納品をすることで報酬を受け取る職種なので、時間・場所に縛られず働くことができます。

ノマドワーカーに向いている職種その3:ライター

ライター・編集者は、メディアや雑誌などの制作物のために文章を作成する職種のことを指します。
昨今は、WEBメディアの記事を書くライターの需要が高い傾向にあります。

WEBライターの中でもSEO対策を考慮しながらライティングができる方の需要は高いです。
エンジニアやデザイナーと比較すると制作物の単価は落ちますが、数をこなすことで稼ぐことができます。

基本的にライターもエンジニア、デザイナー同様、納品を行うことで報酬を受け取る形かつオンライン上で完結ができるので、ノマドワーカーには最適な職種と言えます。

ノマドワーカーに向いている職種その4:動画編集者

企業のプロモーションのためにハイクオリティーな動画を制作したり、個人でのYoutubeの動画用にテロップやBGMを入れたりするなど、昨今需要が高まっている職種です。

比較的に参入障壁が低く誰でも簡単に始めることができるのがこの職種の特徴です。
ただ、その分競合が多いのもまた事実です。
差別化するためには、下記のようなパターンがあります。

  • スキルを磨き続け、ハイクオリティーの成果物を制作できるようにする
  • マーケティング視点でのアドバイスをできるようになる
  • 特化した専門領域を作る

上記の3つはあくまで例なので、高単価案件やクライアントから重宝される動画編集者になるためには、何らかの工夫が必要です。

動画編集もまた、エンジニア、デザイナー、ライターなどと同様基本的には、納品をすることで初めて報酬を得ることができる職種のため、完全に「時間」「場所」が制限されない職種なので、時差のある海外でもノマドワーカーとして活動していただけますよ!

ノマドワーカーに向いている職種その5:ブロガー(アフェリエイター)

ノマドワークの中でも、1番ストレスフリーで働けるのは恐らくブロガーだと思われます。

というのも、通常のお仕事というのは、企業からの依頼で何か制作物を作ったり、成果をあげるというのがほとんどです。その為、少なからず人間関係や納期などストレスになる要員がたくさんあります。ただ、ブロガーは基本的にPV数と比例して収入が増えていく仕組みなので納期に追われるストレスや相性が合わない担当者とのやりとりなどが発生することがまずありません。

こういった理由からストレスを溜めず、場所も時間にも制限されない最高のノマドワーカーになるには、ブロガーを目指すのが結局一番なのかなと著者は考えています。

ブログで収益を得るにはざっと下記のパターンがありますが、やはり収入を得るという意味ではハードルが高いのが現実です。

  • Googleアドセンスによる広告収益
  • アフェリエイト
  • 商品販売
  • 宣伝

ブログで収益化するにはSEOなどのマーケティングスキルも必要ですが、一番は継続することが重要なので、根気がある方は挑戦してみてはいかがでしょうか?

ノマドワーカーに向いている職種その6:Youtuber

これはGoogleの動画サービスである「Youtube」の中で動画を公開し、広告収益を得る職種になります。収益の仕組みは基本的にブロガーと同じと考えてもらってもいいかもしれないです。

Youtuberと聞くと、撮影のために現場にいったりしなければいけないと思われるかもしれませんが、最近では、図を活用しながら専門領域について解説をしたり、切り抜きをしたりと、顔出し、場所移動を一才せず収益を得ているアカウントもたくさんあるので、ノマドワーカーに向いている職業として選出させていただきました。

ノマドワーカーに向いている職種その7:事務職

事務職のノマドワーカーはあまりイメージがつかないかと思いますが、昨今はバックオフィス業務の外注化も進んでいることからこちらの職種も需要が高まっています。

条件としては、チャットツールなどコミュニケーションが円滑に取れるシステムがきちんとPCにインストールされていることがクリアできていればノマドワークにも適します。

ノマドワーカーに向いている職種その8:カスタマーサポート

カスタマーサポートは元々遠隔で行われてきた業務でもあるため、リモートワークで作業を行うノマドワークに適しています。

ノマドワーカーに向いている職種その9:管理職

プロジェクトの進捗管理を行い、人をまとめ、発生する様々な問題に直面した際に、的確なアドバイスを行うなど、高いマネジメント力を要する仕事です。
IT業界などの比較的新しい業界では、ノマドワークができますがお堅い業界だと実現が厳しいかもしれません。。

また、こちらはエンジニア、デザイナー、ライターなどと比べると時間の自由は制限されてしまう側面もありますし、未経験からつけるお仕事ではないです。ただ、管理を行ういわゆる上流のお仕事で、報酬が良いことから目指してみるのも良いかもしれません。

ノマドワーカーに向いている職種その10:コンサルタント

専門領域に関する課題や問題に対し、的確なアドバイスを行う仕事です。経営などのコンサルティングは以前からありましたが、昨今、業務効率など社内に関する課題もコンサルティングに依頼する会社も増えてきている状況です。

「経営コンサルタント」、「ITコンサルタント」、「財務コンサルタント」などコンサルタントの中でもさまざまな種類がありますが、共通しているのは「専門分野に関する深い知識」と「問題解決能力」が求められる難易度の高い職業でもあります。その分、報酬も高いので目指してみる価値はあります。
もちろん、人にアドバイスをする以上、最低限ご自身のビジネスの中で成果を上げていなければ説得力がありません。
ちなみに、著者がこのようにブログの執筆を行っているのは、オンライン上での販促や集客をお手伝いする「WEBコンサルタント」になれるように成果を出すノウハウを学ぶためでもあります。
*もちろん「カフェで作業を行う人やフリーランスの方のために有益な情報を発信したい」というのが一番です。。

コンサルタントは、経営者や企業担当者とコミュニケーションを取る必要がありますが、コロナによる外出制限がきっかけでzoomやGoogleのMeetなどを活用する会議が広まったことでオンライン上でのコミュニケーションで完結する職種になりました。
そのため、ノマドワーカーに向いている職種として選定させていただきました!

ノマドワーカーに不可欠な道具と環境は?

ノマドワーカーは固定の場所で仕事をしないので外出先の持ち物や外出先での環境には注意が必要です。そこでノマドワーカーに必要な道具・環境をまとめてみましたのでチェックしてみましょう!

ノートパソコン

ノマドワーカーにとってノートパソコンは必要不可欠です。前述で述べたすべての職種おいても共通して必要だと言えます。

主に、日々の作業や、チャット、オンライン会議を行うに当たって支障が出ない程度のものを選んでもらえれば問題ないかなと思います。
(移動のことを考慮すると、あまり大きすぎず軽いものを選ぶのはいいかもしれませんね!)

Wi-Fi環境

ノマドワーカにはWi-Fi環境も不可欠です。Wi-Fiがあるカフェなども昨今では増えてきていますが、事前にリサーチすることも重要かと思います!

もし、どうしても不安な方は、携帯のテサリング機能の使用やポケットWi-Fiの購入などを検討しても良いかもしれませんね!

電源・コンセント

充電の必要がないほどバッテリーが長持ちする方以外であれば、コンセントがある環境かどうかも事前に確認する必要があるかもしれません。
デザイナーの方だと主にAdobeの「イラストレーター」や「フォトショップ」を使用しますよね。これらのソフトの使用は充電をかなり消費するので、特にコンセントの確認は必要かもしれません。。

また、Zoomなどのオンライン会議システムも充電を消費が早いです。
会議が長引き、充電が切れることがあってはいけないので充電環境を確保した上で会議を開始すれば安心です。

ノマドワーカーになるメリットは?

ノマドワークという働き方が昨今注目され始めていますが、ノマドワーカーになることで一体どんなメリットがあるのでしょうか?

著者が考える一番大きなメリットはやはり「自由」という点です。

通常の会社員であれば、毎朝決められた時間で満員電車に揺られながら出社し、決められた時間に退社をするので、自由とは程遠い生活をしている人がほとんどです。
一方、ノマドワーカーは前述でも述べた通り出社・退社時間もなく、働く場所も選ぶ必要がないので毎日、自分の意思で活動することができます。
著者もノマドワーカーの一人ですが、このような働き方は、人生の質をかなり上げてくれていると日々感じているのでもっと広がっていけばと思っています。

ノマドワーカーに向いている人の特徴とは?

結論、「自制心があって、飽き性な人」かなと思います。

ノマドワーカーという働き方はもちろん自由ですが、その分「働く場所」も「働く時間」も毎日決定する必要があります。また、監視してくれる人もいないので、誘惑に負けず自分の意思で時間が管理できるような「自制心」が必要になります。

また、毎日同じ場所で働くのが苦手というような飽き性な人もノマドワーカーに向いている人の特徴なのかなと思います。

【ノマドワーカーを目指す方のおすすめの職種10選】まとめ

いかがでしたか?
ノマドワーカーという働き方は、地方や海外で仕事をしたり、子育てや介護などプライベートの時間と仕事の両立が叶えられることができます。ノマドワーカーとして働くことで、自分の可能性を見出し、スキルアップやキャリアを磨くことも実現できます。学生や会社員の方はぜひ、このノマドワーカーという働き方を検討してみてはいかがでしょうか?

Chill Work Cafeのインスタグラムアカウントでは、大阪にある作業ができるカフェ情報を日々紹介しています。大阪は、人が暖かく、食べ物が安くて美味しかったりと人生の質を高めたいノマドワーカーにとって最適な場所だと思うのでご興味のある方はぜひチェックしてみてくださいね!