フリーランスが感じる不安とは?解消法も併せて解説します

フリーランスが 感じる不安とは? 解消法も併せて解説します お役立ち

新しい時代の新しい働き方で、時間に縛られず自由に働くことができるフリーランスですが、いいことばかりなわけでは当然ななく、一般の会社員の方とは異なる悩みを抱える人も少なくありません。実際に著者も HP制作などの仕事をフリーランスとして請け負っていますが、不安はつきものだと思っています。

この記事では「フリーランスが抱える不安とは一体何なのか?」「そもそも何が不安なの?」などに関しての解説と、それらの不安を解消するポイントも紹介させて頂きます!

それではいきましょう!

【フリーランスが抱えるよくある不安その1】収入が不安定

ドル札

この不安は恐らく著者を含む全てのフリーランスにとって最も不安になる要素かもしれません。
会社に勤めている場合、今月の所得が把握できますが、フリーランスは良い意味でも悪い意味でもそうではありません。

月によって案件数が異なるので収入の額にばらつきが生じます。
今月は好調でも半年後はゼロになっているという可能性だってあります。

また、エンジニアやデザイナーのようなクリエイターとして受託制作を行うフリーランスにとってはあるあるかもしれませんが、成果物を納品した時に初めて報酬がもらえるので先方の都合による進捗の遅れが生じた場合でも収入が入ってくるタイミングも比例して遅くなります。
さらに締め日が月末の場合、本来31日に納品して翌月に報酬が入ってくる予定だった案件が、1日遅れて翌月の1日納品とななると、支払いは翌々月に行われるケースも少なくありません。

著者の感覚的には3分の1がそのケースになります。

なのでこれからフリーランスになられる方は余裕を持って貯蓄をしておくことをお勧めします!

【フリーランスが感じるよくある不安その2】仕事を断れない

女性 モノクロ

仕事を断れないというのも多くのフリーランスが抱える不安要素のはずです。
「仕事を断ったら次回から案件の依頼が来なくなるんじゃないのか..」

実は、著者も一度仕事を断るとその企業からの案件が来なくなったというケースがありました。

フリーランスが受ける仕事を自由に選べる権利があるのと同様、仕事を発注する企業にも当然フリーランスを選ぶ権利があります。

そうなると、企業は仕事をいつでも引き受けてくれるフリーランスに発注するようになります。

というのも、企業にとっては新しいフリーランスに仕事を頼むよりもすでに取引のあるフリーランスに頼む方が細かいニュアンスが伝わったり、その企業の仕事の進め方に対しての理解があるので進捗がスムーズになります。
つまり、仕事をよく受けてくれるフリーランスというのは、案件の数を重ねるたびにその企業のやり方を理解していくことになるので仕事を受ければ受けるほど企業に重宝される存在になります。
反対に仕事を度々断ると、受ける案件数も少ないということなのでそういったフリーランスには発注しなくなる傾向もあります。

また、仕事を発注する企業側も人間なので
いつも断らずに受けてくれるフリーランスに少しでも貢献したいという感情が芽生え継続的に案件を発注することが多いのです。

とは言っても、フリーランスが一番に考えなければいけないので体の健康なので、無理に仕事を詰め込んで倒れてしまうと本末転倒です。どうしても引き受けれない場合は断ることも必要です。
なりたての時は難しいかもしれませんが、「これは受けた方が良いのか」といった「判断の質」を上げていくのは重要かもしれませんね。

【フリーランスが抱えるよくある不安その3】営業が難しい

男性 スーツ

これはフリーランスの不安というよりかは、一番初めに直面する問題かもしれません。
仕事というのは、勝手に降りてくるものではありません。
自身で獲得し、それを継続案件へと繋げる必要があります。

この問題に関しては、営業経験がある方にとってはそこまで難しい話ではないかもしれませんが、デザイナーやエンジニアなどのクリエイターとして活動するフリーランスにとっては難易度がとても高いです。

著者もクリエイター職ですが、営業には手こずりました。
ただ、運もあり今は企業からの継続案件で比較的、安定している状態にようやくなりました。

【フリーランスが抱えるよくある不安その4】いつまで続けられるか心配

年配 男性

フリーランスになる前には忘れられがちで、なってみると抱え始める不安というのがいつまで続けられるのかがわからないということです。

通常、一般の会社員には定年退職というのがありますが、実はフリーランスにはそのようなものはありません。

ただ、チームを組んで自分の労働量を減らしたり、稼げる時に稼いで余裕のある貯蓄を行うことを意識づければそう言った不安を減らすことができます。

【フリーランスが抱えるよくある不安その5】確定申告

電卓と書類

フリーランスになるにあたって避けられないのが確定申告。会社員の時は会社側がそう言った手続きや支払いを済ませてくれていましたが、フリーランスになると全て自分でしなければいけません。
はっきり言って、とてもめんどくさいです。。
他のフリーランスもきっと同意なはずです。

また、税務に関する知識が詳しいという人はごく僅かだと思うので、最初は右も左も分からずにネットの記事や本などを参考にしながら作業を進めていく形になると思います。

【フリーランスが抱えるよくある不安その6】社会的信用の低下

人混み

フリーランスは、一般の会社に勤めている方と比べると社会的信用はやはり下がります。
クレジットカードの審査や賃貸契約にはやはり不利になってしまう場合がほとんどです。
また、フリーランスとして活動している期間が短ければ短いほどその信用も低くなります。

こういったフリーランスになったことによって起きる収入以外の弊害も多くの方が感じられる不安なのかなと思います。

著者もフリーランスとして活動し始めた期間が短く、賃貸審査に関してはとても不安でした。
幸い審査は通りましたが、もしフリーランスになることを考えている方がいらっしゃればクレジットカードや部屋の契約は先に済ましておくことを強くお勧めします!

著者が考える不安の解消する方法・コツ

フリーランスが感じる良くある不安について6つほど述べてきましたが、ここでそう言った不安を解消する方法を著者なりにまとめてみましたので、これからフリーランスになられる方、もしくはフリーランスになってまもない方は、ぜひチェックしてみてください。

継続案件を狙いに行く

フリーランスの案件の種類はさまざまですが、個人的に著者はフリーランスには継続案件につながるような仕事を引き受けることをお勧めします。

前述でも散々述べているようにフリーランスは安定性のない働き方です。そんな中、フリーランスは少しでも安定性を求めるべきだと考えています。

継続案件を獲得するポイントですが、納期を守ることに関しては当たり前ですが、初めての企業との取引の際、「進捗報告を細かく行う」、「受け身ではなくこちら側から提案する」など発注者がいかに心地よく仕事を進めれるかを考ながら行う働き方が重要です。

幅広く案件を獲得していく

1社に限定せず、幅広く受注することもフリーランスの不安を減らすコツです。

受注先を限定的にしてしまうと、今まで継続的に発注してくれていた企業から突然発注されなくなった場合、とてもリスクです。フリーランスは常に多くの受注先を確保し、関係を築いていくことが大切です。

自己投資を怠らない

フリーランスは会社員とは違って、先輩社員からの教育や研修がないので、自分で知識を身につけたり、スキルを磨いていかなければいけません。

著者個人的には、フリーランスがスキルアップを怠ると将来的に仕事を失うことになるとさえ考えているので、忙しくて勉強時間が確保できていない時は不安な気持ちが生まれ始めます。

もちろん勉強の目的は、スキルの幅を広げたり、新しい仕事にチャレンジすることができるようになることではありますが、著者は不安な気持ちを払拭するという意味でも勉強する時間を意識的に確保するようにしています。

「フリーランスをやっていて収入も安定し始めてきたけどどこか不安…」

そんな感情が芽生え始めた際には新しいことを勉強する時間を作ってみてはいかがでしょうか?

体を動かす

これは本質的ではなく、あまり関係ないと思われるかもしれませんが、とても重要なことです。
フリーランスは”体が資本“です。
そんな中、体を動かすということは肉体的な健康はもちろん、精神的にも良い影響を与えてくれます。

精神的な効果

思いっきり走った後に、爽快感や達成感などとても良い気分になった経験がある方も多いのではないでしょうか。このように運動をすると精神面にも様々な良い影響を及ぼします。

・認知症の低減

・不定愁訴の低減

・気分転換やストレス解消

運動の重要性とその効果 by TANITA

会計ソフトを活用

ほとんどのフリーランスは基本的に本業で手一杯です。
とはいっても会計処理を怠ることはできません。

駆け出しの頃は税理士さんをつけるのは費用がかかるので一旦避けたいところではありますよね。

著者は最近まで、売り上げや経費などの情報をExcelに入力し、経費で使用したレシートは別でノートに貼り付けることをしていました。
正直、かなり時間を費やしますし、超単純作業なのでたまに心が折れそうになりました。

ただ、今はfreeeという会計ソフトを使用してそのような手間を一斉に省きました。
freeeでは、使用したレシートをその場で撮影し、自動で金額や日付、勘定科目をスキャンしてくれるのでエクセルに入力する手間も0になりました。

また、今まで領収書やレシートは紙での保存が必要でしたが電子帳簿保存法の改正によりデータでの保存も認められるようになり、紙(原本)は処分してもよいことになったのでノートの貼り付け作業の手間も0になりました。

よって今では、何か購入した際にはレシートをカメラでスキャンするだけで会計処理を完了することができました。

freeeの価格に関しても、30日間の無料期間があり、無料期間が超えても¥2000ほどで始めることができるので本当おすすめですよ!
(宣伝ではないのでご安心ください)

https://www.freee.co.jp/kojin/price/

そもそも電子帳簿保存法とは、どのようなものですか︖

各税法で原則紙での保存が義務づけられている帳簿書類について一定の要件を満たした上で電磁的記録(電子データ)による保存を可能とすること及び電子的に授受した取引情報の保存義務等を定めた法律です。

国税庁 電子帳簿保存法

仲間やコミュニティーに参加

仲間を見つけたりコミュニティーに参加したりすることも不安を解消してくれます。

異業種交流会やそのほかのコミュニティーでは情報共有が行われたり人脈を作ることができるのでスキルや仕事の幅を広げていくのにはよい機会です。

また、何か仕事で悩んでいる時でも先輩フリーランスの方がいれば何か具体的な解決策を教えてくれる場合もあります。
友人が多い方でもフリーランスの知り合いは多くないという場合もあるかと思いますのでそういったコミュニティーに参加してみるのも良いかもしれませんね!

【フリーランスが感じる不安について】まとめ

いかがでしたか?
新しい時代の働き方だと最近話題のフリーランスですが、今回はあえて、フリーランスがよく抱える不安について解説してきました。

この記事これからフリーランスになられる方や駆け出しのフリーランスの方にとって有益な情報になりましたでしょうか??

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